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ティシュー・テック® VIP™ 6 AI 他 ・ティシュー・テック® VIP™ 6 AI
・ヒスト・テック® VP1™
・ティシュー・テック® VIP™ 5 ジュニア(※販売終了:2021年3月)

  • Q1

    「VIP 6 AI」と「VP1」の違いは何ですか?

    A1

    VIP 6 AIには、150/300カセット処理数の切り替え機能、自動落第機能(アルコール、キシレン、パラフィン)、検体処理中の自動落第機能、新液タンク2槽の設置などがあります。VP1は、150/300カセット処理量の切り替え機能はありませんが、最大で300カセットの処理が可能です。VP1の自動落第機能はアルコールとキシレンのみ可能(パラフィンは不可)で、検体処理中の自動落第はできません。また、新液タンクも設置されていません。
    詳細につきましては弊社担当者または当Webサイトにてお問い合わせください。

  • Q2

    「VIP 6 AI」のソルーションマネージャーとは何ですか?

    A2

    検体処理中に薬液ボトル、パラフィンコンテナの薬液量が不足していた場合に、「薬液補充」や「代行処理」といった機能により、検体処理を中断することなく処理を完了させる機能です。本機能は、「薬液管理機能のご紹介」動画でも解説しております。
    詳細につきましては弊社担当者にお問い合わせください。

  • Q3

    「PVサイクル」とは何ですか?

    A3

    「PVサイクル」とは、密閉式の処理槽に対し加圧‐大気圧‐減圧の圧力調整を繰り返し行うサイクルのことです。PVサイクルにより、検体への薬液浸透の効率を高めることが期待できます。特に減圧は、肺などの組織の中や組織表面、カセットの中などにある気泡や、処理槽に残った有機溶媒の揮発除去に効果が期待できます。

  • Q4

    「VIP 6 AI」では、どんな臭気対策をしていますか?

    A4

    検体処理中は常時排気ファンを稼動しており、揮発した薬液は凝縮器を介し液化して専用の凝縮液ボトルに排出されます。さらに、活性炭フィルターを介し外部に排気されます。例えばキシレンでは、本体排気口より排出される濃度は平均5ppmです。また、パラフィンオーブンを開扉した状態の時には、排気ファンの回転数を上げパラフィン中に含まれる有機溶剤ガスの曝露軽減に努めています。なお、外部排気口も設けていますので、直接外部もしくは施設換気に接続いただくことも可能です。

  • Q5

    停電(瞬時停電含む)が発生した場合、検体処理はどうなりますか?

    A5

    非常用電源を使用していない場合、停電発生時は装置が停止するため処理が停止しますが、瞬時停電など停電時間が短くパラフィンの固化が無い場合は、その時点から再復帰が可能です。また、「VIP 6 AI」では、オプションで無停電電源装置(UPS)を用意しています。VP1については、メーカーオプションの外部インターフェースユニット付き装置をご利用いただくことによりUPSを接続することが可能です。詳細につきましては弊社担当者にお問い合わせください。

  • Q6

    「VIP 6 AI」薬液ボトルを直接洗浄することは可能ですか?

    A6

    従来通り薬液ボトルの内の洗浄が可能です。但しブラシでの洗浄はできません。指定の洗浄方法に従って洗浄してください。

  • Q7

    「ティシュー・クリア」を使用した場合の注意点を教えてください。

    A7

    「ティシュー・クリア」を脱水脱脂工程に使用する場合の注意点は以下の通りです。
    1. 中間剤としての処理時間はキシレンよりやや長めとしてください。
    2. アルコールは必ずエタノールを使用してください。メタノールと「ティシュー・クリア」は混和せず、白濁を生じます。
    3. レトルト内洗浄にはキシレンを使用してください。
    4. 一般的に「ティシュー・クリア」槽の加温により処理が促進されます。ティシュー・クリアをご使用される場合は、ご使用前に標本品質を事前にテストされることをお勧めします。

    D0028.2307