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サイト・テック® オートスメア® 2500 他 ・サイト・テック® オートスメア® 2500
・サイト・テック® セントリフュージ™(※販売終了:2018年11月)

  • Q1

    チャンバーの種類とそれぞれの特長を教えください。

    A1

    6ml、12ml、1mlの3種類があります。
    ・6mlおよび12mlでは濾紙とゴム板が使用できます。
    ・濾紙は使い捨てですが、ゴム板は洗浄して繰り返し使用することができます。
    ・1mlは濾紙のみの使用となり、ゴム板は使用できません。
    ・1mlチャンバー本体と濾紙は使い捨てとなります。

    また、塗抹開口部の大きさは以下のとおりとなっています。
    6ml:14×14mm
    12ml:14×30mm
    1ml:6×6mm

  • Q2

    ゴム板と濾紙の違いを教えてください。

    A2

    ゴム板の場合、遠心中の液体成分を保持したまま処理できるため、遠心塗抹された標本の乾燥を避けることができます。しかし、上澄液の捨て方によっては液だれ等による問題や、遠心後放置時間が長い場合の細胞の再浮遊等が発生してしまう場合があります。
    遠心終了後は、上澄液を静かに且つ速やかに廃棄し、そのまま逆さまの状態でチャンバーを1分ほど静置させます。その後、丁寧にスライドガラスを取り出し固定液に入れます。

    一方、濾紙の場合には、液体成分が濾紙に吸収されるため、遠心終了後直ちにチャンバーを外し、スライドガラスを固定液に入れてください。

  • Q3

    遠心後の上澄みを捨てるときに細胞が液中で舞ってしまうことがあります。正しい捨て方を教えてください。

    A3

    1. 遠心終了後、衝撃を与えないよう静かに、ローターからチャンバーを取り出します。
    2. チャンバーを傾け、上澄液を静かに且つ速やかに捨てます。この後、みだりにチャンバーを元に戻したり、向きを変えたりしないでください。チャンバー内部の壁についた上澄液がスライドガラス上に戻ると、塗抹した細胞が剥がれてしまいます。
    3. 机の上に敷いた濾紙等の上に逆さまに立てて数分間水を切ります。
    4.a)湿固定の場合には、細胞が乾燥しないように気をつけてチャンバーホルダー・チャンバーを取りはずし、次にゴム板をズレないように注意して外し、一定の速度でスムーズにスライドガラスを固定液に入れます。
    b)乾燥固定の場合には、水を切り、チャンバーホルダー・チャンバーを取り外し、次にゴム板をズレないように注意して外し、送風乾燥を完全に行います。

  • Q4

    ガードボウル、チャンバー類の滅菌・消毒方法を教えてください。

    A4

    ①ガードボウル
    オートクレーブ(121℃、20分)で滅菌可能です。
    また、80%エチルアルコール、70%イソプロピルアルコール、次亜塩素酸ナトリウ
    ム(0.5%以下20分以内)の消毒液に浸漬することで消毒可能です。
    ※ガードボウルの滅菌・消毒を行う際は、構成部品を外してください。
    ※消毒において、ボウル蓋・ローターとボウルを同一容器に浸漬すると劣化を早めますので、別々の容器で消毒することをお勧めいたします。

    ②チャンバー類
    6ml、12mlチャンバー、チャンバーホルダー、ゴム板は洗浄後再利用可能ですが、オートクレーブ滅菌はできません。
    80%エチルアルコール、70%イソプロピルアルコール、次亜塩素酸ナトリウム(0.5%以下20分以内)の消毒液に浸漬することで消毒可能です。
    水洗する際は、チャンバーの変形防止のため、40℃以下の水を使用し、乾燥機での乾燥はご遠慮ください。
    ※1mlチャンバー、チャンバーホルダーは、使い捨てです。

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