カスタマーサポート

薬液の交換頻度

ティシュープロセッシング

Q

薬液の劣化(濃度低下)と交換頻度について具体的に教えてください。

A

薬液の劣化は組織の大きさや個数,カセットの種類によって左右します。一例として、150カセットの組織を薬液量2.7L(99.5%エタノール)で処理する場合において、第1槽目アルコール濃度は、1回使用後は約90%前後、5回使用後は約60%前後と推測されます。6~7回使用後以降は第7槽目(最終)アルコール濃度も低下し始めると考えられます。従って最終薬液槽の純度を保つためには、約1週間(5回使用)を目安として、薬液交換・落第が望まれます。薬液の持ち込み量が増加する要因(ユニ・カセット〈バイオプシー〉シックスやバイオプシーシート、サンプルパック等の使用)がある場合は、交換・落第頻度をあげる必要があります。