サクラのPhilosophy
サクラファインテックジャパン(SFJ)の企業姿勢は、たくさんの要素の結集によって形作られたものです。その結集の源をたどると、それは、社員ひとりひとりの個の力へと立ち返っていきます。
SFJの社員は、己の仕事に最大の力を注ぎながら、同時に他者を気遣うことを忘れません。その根底には、「All for one, one for all(みんなはひとりのために、ひとりはみんなのために)」の気風があります。デュマの「三銃士」に出てくる有名なフレーズであるこの言葉は、今なお根強く、多くの人々の心を捉えています。それは、互いの個性を尊重した上での、理想的なチームワークを示す言葉だからではないでしょうか。
個の役割を果たすことと、チームワークとは、矛盾するものではありません。チームとは、個々の構成員が自らの意志で力を出し合って、はじめて最高の形で機能するものだからです。
SFJは、「ひとりの力」の大きさを信じています。自分らしさと協調をともに大切にする、そして人へのあたたかい眼差しと尊敬を忘れない――そのような人材こそがこれからの時代に必要であり、そして、今もこれからもサクラで輝く存在であると、私たちは確信しています。
医療の現場を取り巻く社会的な潮流は、近年とみに大きな変化を見せています。SFJは病理学的検査の分野に特化した機器・器材・試薬のトップメーカーとして、そして単なるメーカーとしての役割を超えて次代の医療を支えるため、長期的な視点で、研究開発やサービスにひたむきな情熱を注ぎ続けます。