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ティシュー・テック® カセットシリーズ ・プロカセット
・プロベースモールド
・固定・包埋用カセット
・プロセスカバー
・包埋皿
・ユニ・カセット
・包埋リング
・キングサイズ カセット
・カセットスペーサー

  • Q1

    「プロカセット」、「ユニ・カセット」、「固定・包埋用カセット」と複数種類のカセットがあるのはなぜですか?

    A1

    カセットは種類により、寸法や穴の大きさなどが異なるため、検体の種類によって使い分けていただくことを推奨いたします。
    ・「プロカセット」「ユニ・カセット<スタンダード>」「固定・包埋用カセット」の3種類は、厚さ4mm以下の検体に適しています。
    ・「プロカセット」は蓋と本体が分かれており、蓋に突起とリブがついているので、カセットを重ねても薬液が浸透しやすくなっています。また、蓋の開放はピンセットを差し込むだけでできます。
    ・「ユニ・カセット<スタンダード>」は蓋と本体が一体のカセットです。細長いメッシュ状の薬液入出孔です。
    ・「固定・包埋用カセット」は、プロセスカバーという金属の蓋を使用する本体だけのカセットです。
    ・「ユニ・カセット<バイオプシー>」は1mm角の穴が開いており、小検体に最適です。「ユニ・カセット<バイオプシー>シックス」は0.3mm角の穴が開き、6分割されているので、微小検体6検体を同時処理できます。
    ・ユニ・カセット、プロカセット共に<メガ>タイプがあり、約7~9mmの厚みのある検体に適しています。また「プロカセット<マクロ>」は、自動印字機による印字が可能なキングサイズカセットです。
    詳細は、商品情報をご参照ください。
    ティシュー・テック® プロカセット
    ティシュー・テック® ユニ・カセット

  • Q2

    「ティシュー・テック カセットシリーズ」の包装単位とカラーバリエーションを教えてください。

    A2

    カセットの種類によって包装単位とカラーバリエーションが異なります。ご用途、保管スペースなどに合わせてお選びください。カセット商品一覧

  • Q3

    カセットのカラーはどのように使い分けるのですか?

    A3

    「固定・包埋用カセット」「ユニ・カセット<スタンダード>」では、10色のカセットをご用意しています。下記のような使い分けが可能です。

    ・年度別、診療科別の使い分け
    ・検体種類別、処理工程別使い分け:
    脱脂・脱灰操作が必要な検体、プロセッサー(自動固定包埋装置)処理プログラム別にカセットのカラーを変えます。例えば、通常処理は「ホワイト」、2日プログラムは「イエロー」、脱灰処理が必要な検体は「ブルー」など。
    ・精度管理用、院内検討用ブロックの識別:
    精度管理用ブロックや、施設内での機器、処理条件検討用ブロックなど、ルーチンのブロックとは異なる用途、目的によってカセットのカラーを分けて識別します。使用数の少ないカラーは少ない包装単位で購入できます(固定・包埋用カセット500個、ユニ・カセット250個)。

  • Q4

    包埋皿の選び方を教えてください。

    A4

    包埋皿は、検体の大きさ・厚みによって使い分けていただくことを推奨いたします。
    カセット用包埋皿11~16号、21号、101号、包埋リング用包埋皿1~7号の2種類があります。
    形状については、当Webサイトの商品情報をご覧ください。

  • Q5

    「プロベースモールド」の特長は何ですか?

    A5

    ・包埋前に加温することなく使用できる材質で、箱から取り出してすぐに使用できます。
    ・ブロックの角一箇所が大きくカットされ、包埋された検体の方向づけになります。
    ・外しただけで滑らかな表面のブロックが得られ、パラフィンのトリミングはほとんど必要ありません。

  • Q6

    「カセットスペーサー」はどのように使うのですか?

    A6

    カセットにカセットスペーサーを1枚セットし、検体をのせ、カセットのふちを利用して横からナイフを当てて切り出します。

  • Q7

    「カセットスペーサー」を使用する方法は、従来法とどこが違いますか?

    A7

    従来法(カセットに検体をのせてカセットの縁で切り出す)では、カセットの深さと同じ厚みで切り出されることになります。
    しかし、カセットに検体をのせて切り出しを行う前に、カセットスペーサーを1枚セットする(蓋をする前にスペーサーを抜き取る)ことにより、カセット内に一定の隙間ができ、薬液浸透が促進されます。

  • Q8

    癌取扱規約で推奨されている一定の厚さで切り出すことに苦労しています。何か良い方法はありませんか?

    A8

    推奨されている切り出しの厚みに合わせて、カセット内に適切な枚数のカセットスペーサーを敷いておき、その上に検体を置いて切り出すと、常に一定の厚みで検体を切り出すことができます。

  • Q9

    自動固定包埋装置での処理後、検体が反り返ってしまい困っています。何か良い方法はありませんか?

    A9

    薄く切り出された組織は、VIP等の自動固定包埋装置で処理する際に検体の反りが起こり、包埋作業がやりづらくなる場合があります。そこで、カセット内に適切な枚数のカセットスペーサーまたは、フォーム・バイオプシー・シートを検体と一緒にセットしてVIPで処理を行うことにより、反りを軽減することができます。

  • Q10

    「カセットスペーサー」は繰り返し使用することができますか?

    A10

    カセットと同様に、検体のコンタミネーションを防止するために1回使用を推奨いたします。

    D0041.2307