企業情報

Home >受賞者一覧>第14回サクラ病理技術賞 受賞者(2021年度)

第14回サクラ病理技術賞 受賞者(2021年度)

サクラ病理技術賞

雨宮 健司

山梨県立中央病院 ゲノム解析センター

受賞理由

細胞診検体を用いたがん遺伝子パネル検査法の確立と臨床応用、がんゲノム医療時代におけるFFPE検体精度管理への取り組み

受賞者コメント

この度は、栄誉あるサクラ病理技術賞を賜り光栄に存じます。ご推薦いただきました先生、選考委員の先生方、また日頃より御指導、ご協力いただいている多くの先生方に心より感謝申し上げます。私は、細胞診検体を用いたがん遺伝子パネル検査の検証やFFPE検体のホルマリン固定による核酸への影響について検討を重ねて参りました。この度の受賞を糧に、今後も継続的な分子病理学的技術の向上に努め、論文発表、委員会活動を通して、がんゲノム医療における検体精度管理および標準化に向けた全国的な取り組みに微力ながら貢献できれば幸いです。今後とも御指導賜りますよう宜しくお願い申し上げます。

雨宮 健司様

木下 勇一

和歌山県立医科大学附属病院 中央検査部 病理診断部門

受賞理由

基礎医学的および臨床医学的に有用な病理診断技術の開発

受賞者コメント

この度は名誉あるサクラ病理技術賞を頂くことができ、大変光栄に思っております。この栄誉はこれまでに実務と研究の両立、そして研究の難しさに思い悩む日々を支え、助けてくださいました多くの同僚や指導者の方々のおかげに他なりません。受賞理由の中に含まれている私の研究である『眼科領域の細胞診』や『細胞診材料における連続的多重染色』は『如何に少ない材料で如何に多くの情報を得られるか』という理想の元に行ってきたものです。それが評価されたことにこの上ない喜びを感じています。今後もこの感激を励みとして、私の研究が皆様のお役に立てる様、精進していきたいと思います。

木下 勇一様

新人賞

髙鳥 光徳

琉球大学大学院医学研究科 細胞病理学講座
※現所属:熊本大学ヒトレトロウイルス学共同研究センター ゲノミクス・トランスクリプトミクス学分野

受賞理由

悪性リンパ腫における病理組織検体を用いた新規診断技術の開発

受賞者コメント

この度は大変名誉あるサクラ病理技術賞新人賞を賜り、身に余る光栄でございます。選考にあたり、ご推薦いただきました先生および選考委員の先生方、これまでの私の活動にご理解ご協力いただきました先生方、ならびに患者様とそのご家族の皆様にこの場をお借りしまして、心より深く感謝申し上げます。私は病理組織学的手法を応用し、従来法に取って代わる、より迅速かつ正確な診断をサポートする検査法の開発に取り組んでまいりました。本新人賞と共に、今後の活動に一層の精進を重ねてまいりますので、今後ともご指導のほどよろしくお願い申し上げます。

髙鳥 光徳様