『サクラ病理技術賞』の選考は、医師、技師、学識経験者など病理診断分野の第一人者数名によって構成される第三者機関(選考委員会)に委嘱されており、公正な選考が行われます。
病理学的検査・技術に関する活動を支援する独自の報奨制度として2008年に創設されたサクラ病理技術賞は、設立から10年を超え、受賞者は第13回をもって37名、3団体となりました。第9回から導入いたしました自薦による公募制度も皆様のご理解のもと、幅広く浸透してきております。
医療が目まぐるしい進化を遂げていく中、病理診断はますます重要性を増し、病理検査業務全般に対して様々な要件が求められています。これに呼応すべく、前年度の第13回よりサクラ病理技術賞の表彰対象を拡大し、ゲノム医療に代表される先進的治療や標準化による安全管理、AIなどの新しい技術導入についての成果や功績も対象としております。
サクラ病理技術賞は、病理技術のフィールドから生命と健康に貢献する、そのような志を持った皆様のご応募をお待ちしております。
対象 |
- 病埋細胞診における標本作製技術の探究(研究論文)
- 学術研究以外の幅広い活動・研究
①日常業務での技術・知識の向上
②後進技師の育成・標本作製技術の伝承
③地域医療への顕著な貢献
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対象者 |
病理(病理組織および細胞診)標本作製を主たる業務としている方、または病理標本作製技術や病理検査室業務への貢献をめざして活動している研究者・技術者、あるいはこれらの団体
※国家資格の有無は問いません。なお医師および歯科医師は含みません。 |
応募 |
- 応募に関する書類は規定の用紙をご使用ださい。
- 必ず施設長の同意ならびに推薦(詳細は告知パンフレットを参照してください)を得て下記事務局へ提出してください。
〒103‐0007
東京都中央区日本橋浜町2-31-1 浜町センタービル
サクラファインテックジャパン株式会社 内
サクラ病埋技術賞事務局 椎名博之 宛
TEL 03‐5643‐2632 |
選考 |
サクラ病理技術賞選考機構から任命された選考委員(非公開) |
表彰 |
- サクラ病理技術賞
染色全般や細胞診断法などの標本作製技術の開発・改良、コンパニオン診断やゲノム医療、デジタルパソロジーなどに代表される先進的医療、病理診断を補完する標準化や精度管理、安全管理の推進、またAI、コンピュータシステム等の新しい技術導入への画期的な取り組みなど、病理検査室業務全般における進歩・発展に著しく貢献した方やグループを表彰します。
- サクラ病理技術賞 奨励賞
全国、地方に関わらず地域医療や学生教育、技師の卒後教育に貢献するなど、論文数や論文内容による評価が難しい分野での貢献が顕著である方やグループを表彰します。
- サクラ病理技術賞 新人賞
サクラ病理技術賞および奨励賞に準ずる研究や活動をおこなっている若手技師で、特に今後の活躍が期待できる方を表彰します。
- サクラ病理技術賞 松本賞
これまでにサクラ病理技術賞もしくは奨励賞、新人賞、特別賞のいずれかを受賞された方を対象に、特に画期的で、これからの新たな方向性を示すと考えられる研究や活動に対して表彰します。なお、これまでの受賞歴に関係なく、当該年度の技術賞および奨励賞に応募された候補者の中から本賞の受賞者を選考する場合があります。
*いずれの賞においても該当者がいない場合は選考しません。 |
日程 |
- 募集開始 2021年10月11日(月)
- 締切日 2022年 1月14日(金) 当日消印有効
- 選考・発表 2022年 3月末頃(予定)
- 授賞式 2022年 夏(予定)
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問い合わせ先
(事務局) |
〒103‐0007
東京都中央区日本橋浜町2-31-1 浜町センタービル
サクラファインテックジャパン株式会社 内
サクラ病理技術賞事務局 椎名博之 宛
TEL:03‐5643‐2632
FAX:03‐5643‐3381
E-mail:jimukyoku@sakura-finetek.com
※件名は「第14回サクラ病理技術賞公募」と入力してください |