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病理標本作製の重要な工程をサポートする、シンプルで操作しやすい密閉式自動固定包埋装置 「ヒスト・テック® VP1™」発売

病理検査機器・器材のトータルサプライヤー、サクラファインテックジャパン株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長兼CEO:石塚悟)は、密閉式自動固定包埋装置「ヒスト・テック® VP1™」(以下、VP1)を、5月10日に発売します。

がん患者の増加や高齢化による検体数の増加、個別化医療の進展に伴う検査の多様化などにより、 がんの確定診断の役割を担う病理診断の現場では、多くの病理組織標本を正確かつ迅速に作製することがますます求められています。このたび発売するVP1は、病理標本作製における重要工程の一つであるプロセッシング(脱水・脱脂・パラフィン浸透)を自動化する、密閉式自動固定包埋装置です。

VP1は、わかりやすさと使いやすさにこだわり、シンプルで操作しやすい設計にしました。コンパクトな装置サイズでありながら、300検体を一度に処理することができます。一方、少量の検体を処理する場合には少量の薬液での処理も可能なためランニングコストの節約ができます。さらに、これまでの密閉式自動固定包埋装置の開発や販売で培ってきた当社のノウハウにより、万が一に備えた検体の保護機能や利便性も備えています。

サクラファインテックジャパンは、病理検査におけるトータルソリューションプロバイダーとして、病理標本作製のための最適な製品、試薬、サービスをフルパッケージで提供します。

■商品仕様
システム名称:密閉式自動固定包埋装置
販売名:ヒスト・テック® VP1™(ヒストテック ブイピーワン)
発売日:2021年5月10日(月)※
本体寸法:幅552×奥行604×高さ1,328mm(突起部除く)
使用目的:病理標本作製時における組織の脱水・脱脂・パラフィン浸透
発売地域:日本※
※今回は日本国内での発売となります。海外では先行して2016年より販売しています(アジア・オセアニア・東ヨーロッパ・アフリカ・カナダ・中南米 他)。