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ワンポイント・年末年始の機器の取扱い(医療関係者向け)

《お手入れ編》
大掃除の季節、これを機会に、普段お使いの装置についてもメンテナンスをお願いいたします(自己流でなく、取扱説明書をよくご確認ください)。
装置のメンテナンスを行う際、取扱説明書に記載のある注意事項を守って作業を実施ください。
ルーチンで動いていて簡単に電源が落とせないものは、年末年始の休業のタイミングでのお手入れはいかがでしょうか。

【凍結切片作製関連機器の場合】
冷却装置を内蔵している機器類は、チャンバー内等に「霜」がつく可能性があります。
短い時間では霜が取りきれないこともあり、乾燥が十分できていないことがあります。
そこで使用しない休業時にあわせて、庫内の霜取り~乾燥をしていただくことをお勧めします。

休業前は、装置の使用終了後、電源を切り、ウィンドウを開放させてください。

クリオスタットを乾燥させる際は、刃物台を装置から取り出し、ステージが乗っている可動部分と庫内に固定する台座部分を外してから、装置と同じように乾燥させてください。

刃物台を取り付ける際は、可動部と台座部の接続部分をしっかり清掃してから取り付けをしてください。刃物台は非常にデリケートな部品です。キズが付かないようお取り扱いには十分ご注意ください。

なお、電源を再度投入後、装置が充分に冷却されるのに要する時間は以下の通りです。
(Polarは、故障防止のため、装置停止中も一部の機能を定期的に稼働させています。お休み中に電源を落とした状態にはせず、清掃後は電源を入れた状態のままとしてください。)
クリオスタット:2~3時間
凍結ブロック作製装置:約5時間

該当する装置類:
ティシュー・テック ポーラーシリーズ

ティシュー・テック Cryo3シリーズ などのクリオスタット類
凍結ブロック作製装置 ヒスト・テック ピノ

刃物台の分解掃除、ドレインタンクの清掃なども忘れずにお願いいたします。
詳細は各取説の『日常のお手入れと点検』、または『機器の保守』をご参照ください。

《年越し編》
お手入れの後、年始の使い始めまで停止させるご予定の機器については、次のことに気をつけていただき適切に対処してください。
装置への作業を行う際、取扱説明書に記載のある注意事項を守って作業を実施ください。
装置を長期お休み時に停止させる場合、お休み明けに使用する前にテスト運転を行ってください。

【室温、特に水まわり、薬液まわり】
装置類には正常な動作を保証する使用環境の温度があります。年末年始の休業中は空調がオフになり、室内温度が極端に下がる場合があります。パイプや配管内での水の凍結などが機器のトラブルの最大の原因となります。必ず給排水経路、排ガス処理用水タンク等の水を抜いてください。
なお、排ガス処理用水タンクについては、装置の稼働を再開する際、排ガス処理用タンクに取扱説明書に記載のある必要な量の水を入れてご使用ください。

該当する装置類:
各種染色装置、VIPシリーズなどの自動固定包埋装置 など

【電源を切ったり、コンセントを抜いてはいけない装置】
装置の故障防止および消耗品等の品質保持のため、一部が定期的に動作する装置もあります。そのような装置は電源を切ったり、コンセントを抜いたり、インクを抜いた状態にしないでください。また長期のお休みの場合は、お休み前・お休み明けにテスト運転をおこなってください。

該当する装置類:
ティシュー・テック オートライト ネクスト など
(印字不良の防止およびインクの品質保持のため)

【封入剤を固まらせてはいけない装置】
封入剤は固まってしまうと簡単には復旧できません。必ず次のことを守ってください。

・分注ノズル乾燥防止ボトルのキシレンを交換してください。新しいキシレンは容器の蓋の下まで入れてください。
・分注ポンプ乾燥防止容器のキシレンを交換してください。新しいキシレンは容器の肩口まで入れてください。
・分注ノズルは分注ノズル下降レバーを手前に引きノズル先端部をキシレンに付けてください。
・吐出回路を固まらせないために、封入剤ボトルがセットされていることを確認してください。
・使い始めは「初期導入」をして、封入剤を流し気泡を外に出してください。

該当する装置類:
ティシュー・テック グラス ジー2、ティシュー・テック グラス など

【VIPシリーズなどの自動固定包埋装置】
年始にすぐに標本が作製できるよう年越しで検体処理をされたい場合は、大切な検体を長期間、無人で処理することになります。装置に安全機能があっても避けなれないトラブルが発生する恐れがありますので、その場合は細心の注意を払ってください。

・各装置には正常な動作を保証する使用環境の温度があります。空調等がオフになっても室温はその範囲にあることを確認してください。凍結や薬液の変化は大きなトラブルの原因となる恐れがあります。
・薬液は適切な量がセットされていることを確認してください。
・使用プログラムは適切であることを確認してください。特に沸点の低い薬液を使用している場合は要注意です。
・週末処理用のプログラムを利用する等して、「完了」日時を適切に設定してください。

該当する装置類:
ティシュー・テック VIPシリーズ、ETPシリーズ、など

本件に関するお問い合わせは、下記へお願いいたします。

サクラファインテックジャパン株式会社

日・祝日を除く 平日8:00-18:30 土曜日8:45-17:30