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海外での販売拡大のため
新たな市場を一から開拓

海外営業部 

部長

2012年入社 経済学部 卒

現在の仕事内容

海外営業部では、オセアニアからアジア諸国という活動範囲の中でメンバーごとに担当国を割り振り、病理標本作製のための機器や試薬など、当社製品の海外営業・マーケティングを行っています。製品の販売は、すべて現地の代理店を通じて行います。営業活動のためには各国の代理店と信頼関係を築くことが不可欠です。当社では、必ずひとつの国につき1社の代理店のみと契約することで、代理店との関係を強固なものにしています。
私は現在、海外営業部のマネジメントに加え、代理店スタッフとの医療施設への営業訪問や代理店の管理、特約店への製品教育などを行っています。市場分析や販売戦略策定などのマーケティングも、海外営業部の担う業務の一つです。

Q&A

Q.印象に残っている仕事を教えてください。

2019年1月にマレーシアに設立された「アジア・リージョナルオフィス」の開設に携わったことです。東南アジアでは近年、経済成長と平均寿命の延びに伴う病理市場の拡大が見込まれています。そこで、東南アジア地域でのシェアを広げていくために当社初の海外拠点として立ち上げたのがアジア・リージョナルオフィスです。当社では前例のない試みということで様々な苦労も伴いましたが、管理部門など他部署とも連携しながら、オフィスの設立のために試行錯誤を重ねました。苦労が大きかった分、オフィスが開設された際には大きな達成感を覚えました。しかし、拠点の設立はいわば足掛かりにすぎません。今後、アジア・リージョナルオフィスは周辺地域への販路拡大のハブとしての運用を進めながら、5年以内の法人化を目指していきます。

Q.仕事のやりがいを教えてください。

新たな市場の土台づくりに一から携われることです。国内では高いシェアを誇る当社の製品ですが、海外市場においてはこれから販売を拡大していくところです。そのため、当社の海外営業には、市場の分析や販売戦略の策定などのマーケティング的な視点も必要とされます。責任は重いですが、それだけにやりがいも大きい仕事です。
また、自分の提案がしっかりと会社に受け入れられ、成果をもたらすことにもやりがいを感じます。例えば以前、私は海外営業の方法に関して、ある改善策を会社に提案しました。それまで担当者ごとに作成方法が異なっていた資料や作業を、フォーマット化するべきであると考えたのです。提案は採用され、属人化していた作業を標準化したことで、以前よりも効率的に業務を行うことができるようになりました。自らが主導して現在の営業部の活動のベースを確立できたということで、やはり大きな手ごたえを感じました。

Q.入社を希望する学生に期待することはなんですか。

しっかりとした責任感と向上心を持って仕事に挑んでほしいと思います。私は、世界を舞台に活躍したいという思いから、10年ほど前に韓国から日本へ移住してきました。当社は、国籍はもちろんのこと、年齢や入社年度に関わらず分け隔てなく仕事ができる職場です。実際に入社してから1年以内に担当エリアを持ち、そのエリアを一人で任される人もいます。世界を舞台に新たな市場を開拓するということには苦労や責任も伴いますが、それ以上に、新しいことにチャレンジできる、とてもわくわくする仕事です。共に未来をつくっていく仲間として、チャレンジ精神のある人と、楽しみながら仕事ができればいいなと思います。
また、学生の皆さんには、常に新しい視点を忘れずにいてほしいですね。私自身、新入社員と接する中で学ぶことや気づかされることが多々あります。先輩たちのやり方や従来の方式が100パーセント正しいと思うのではなく、常に新たな方法を模索してください。

とある1日のスケジュール

  • 8:00

    【出勤】
    代理店の担当者と待ち合わせ

  • 10:00 

    【代理店との打ち合わせ】
    これまでの実績や、今後の課題について話し合う

  • 10:30

    【代理店との営業同行】
    代理店の方と共に現地の病院を訪問、製品の状況や問題点、今後の要望などについてヒアリング

  • 12:00

    【昼食】
    現地の人々とお昼休憩

  • 13:00

    【商品説明会】
    周辺施設の顧客を集め、新製品についての説明およびプレゼンを行う

  • 16:00

    【資料作成】
    イベントについてのレポートや、明日の予定などを作成

  • 17:30

    【退勤】
    訪問リストの確認や、代理と今後のアクションの話し合いなどを行ったのち退勤、ホテルに戻る

  • ※海外出張時の1日

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