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メンテナンス情報

当社商品をより永く、良好な状態でご使用いただくための日々の(あるいは定期的な)メンテナンスのコツをお伝えします。
ポイント VIPシリーズの機材の中でやはり重要な部分はレトルトと言っても過言ではないでしょう。この部分は検体を入れて固定等の一連の処理をおこなう極めて重要な部分です。このレトルトを日常御使用になる時にちょっとした気遣いでより長くご使用することができます。
※は販売中止品になります
錆の発生防止
対象商品 自動固定包埋装置(VIP/ETPシリーズ)
ティシュー・テック® VIP6 ティシュー・テック® VIP プレミア
ティシュー・テック ® VIP5ジュニア
ティシュー・テック ® VIP-M1500 サクラ ETP-150C
使用薬液(ホルマリン)、キズ
レトルトはステンレスでできています。ステンレスというと錆が全く発生しないと考えられがちですが、実は違うのです。ステンレスでも使用後の処理により、錆が発生することが有ります。ですから、使用後の清掃と水分を取っておくことは非常に重要です。また、レトルト内部に尖ったものなどでキズを付けたり、バスケットなどで強く擦ったりするとそこから錆ることが考えられます。なお、前処理の固定液や脱灰液、VIPにセットされたホルマリン液などが、錆発生の原因となる場合がありますので、使用後には充分な清掃が必要です
発生した錆の例
クリーニング液の交換頻度にもご留意を
対象商品 自動固定包埋装置(VIP/ETPシリーズ)
ティシュー・テック® VIP6 ティシュー・テック® VIP プレミア
ティシュー・テック ® VIP5ジュニア
ティシュー・テック ® VIP-M1500 サクラ ETP-150C
クリーニング液、3~5回で交換
使用後の清掃は重要です。お客様先に設置されている装置を見させていただく限り、清掃をきちんと実施している装置は長く使われているようです。 なお、クリーニング液の交換間隔3~5回使用で交換して、クリーニング前にはレトルト内を軽く清掃してからクリーニングする様にしてください。
レトルト内の清掃は柔らかい布やキムタオルなどで、拭き取ってからクリーニングサイクルをスタートします。
レトルトでバスケットを洗ってはいけない理由、
バスケットを洗う時の留意点
対象商品 自動固定包埋装置(VIP/ETPシリーズ)
ティシュー・テック® VIP6 ティシュー・テック® VIP プレミア
ティシュー・テック ® VIP5ジュニア
ティシュー・テック ® VIP-M1500 サクラ ETP-150C
パラフィンが多ければ、クリーニングに要注意
検体処理したバスケットには大量のパラフィンが付着しています。 *
そのバスケットをレトルトに入れた状態でレトルトと一緒に洗浄しますと、レトルトの汚れが取れ難くなります。また、洗浄液も同時に汚れますのでバスケットの洗浄とレトルトの洗浄は別々におこなうことをお勧めします。
*75個用バスケットの場合、パラフィンの付着量は約25g

バスケットの洗浄には、 パラフィンクリーナーⅡを推奨しています。

バスケットをレトルト洗浄と同時に洗浄する場合には、洗浄液の交換頻度を増やしてご使用ください。キシレン1Lのパラフィン溶解能力は約30~40gですので、タンク容量にもよりますが、2~3回洗浄後の交換が適切です。
パラフィンが付着したバスケット
レトルトのストレイナーをはずしての清掃は重要です
対象商品 自動固定包埋装置(VIP/ETPシリーズ)
ティシュー・テック® VIP6 ティシュー・テック® VIP プレミア
ティシュー・テック ® VIP5ジュニア
ティシュー・テック ® VIP-M1500 サクラ ETP-150C
ストレイナー
意外と見落とされるのがレトルトのストレイナー清掃とレトルト蓋の裏側の清掃です。レトルト本体ばかり気遣っても蓋が汚れていると清掃効果が100%にはなりませんのでご注意を。
レトルト蓋の清掃は、少量のキシレンを含ませた布で拭き取りをおこないます。
ストレイナーは取り外してブラシなどで清掃します。

ストレイナーの取り外し方法は、機種によって異なりますので、ご不明な場合は弊社エリアマネージャーにお問い合わせください。
レトルトを外したストレイナー
緩衝ホルマリンをセットされている場合の洗浄方法
対象商品 自動固定包埋装置(VIP/ETPシリーズ)
ティシュー・テック® VIP6 ティシュー・テック® VIP プレミア
ティシュー・テック ® VIP5ジュニア
ティシュー・テック ® VIP-M1500 サクラ ETP-150C
緩衝ホルマリンを使用することにより、析出物(リン酸塩)が配管内に附着することがあります。この場合、洗浄が不十分だと配管に詰りを発生させ、またレトルトのフィルターをも詰まらせることが考えられます。装置の動作の影響としてレトルトへの薬液のポンプイン・アウト動作を妨げることがあります。  
緩衝ホルマリンを使用する場合、1週間に一回程度の温水洗浄をおこなう必要があります。温水洗浄の手法は取扱説明書に記載されていますので、ご参照ください。  
ご不明な点は、弊社営業担当者までお問い合わせください。